OCCUPATION職業紹介

コミック編集

【 編集者H 】

コンテンツ企画部コミック編集チーム所属。
奈良県出身。漫画・グッズのリサイクルショップ勤務、公共放送局の番組制作・編集経験を経て、2015年中途入社。コミックの編集やTVドラマ化を担当。


昔から存在している要素の新たな組み合わせを考え、新規のパターンを作り出す


-ウェイブに入社するまではどんなことをしていたのですか。


大学では映像関係の勉強をしており、自分で映画を撮ったりしていました。映像関連の仕事に就きたかったのですが現実的には難しく、漫画やグッズのリサイクルショップに入社し、おもちゃの鑑定や値段付けの仕事をしていました。


-コンテンツ制作とは異なる業界で働いていたんですね。


はい。ただ、この仕事が今のコミック編集者という仕事に非常に役立っています。それまでは映画ばかり観ていたのですが、おもちゃの理解を深めるため、元となった特撮やアニメを沢山見て勉強しました。その結果、世の中にはこんなパターンのこんなコンテンツがあるという情報の下地が自分の中にできました。


-それは漫画の原案作成に役立ちそうですね。


そうなんです。もう一つコミュニケーション能力を鍛える上でも役立ちました。こだわりや強い思いを持ったお客様も多く、どう気持ちよく商品を買っていただけるか考えることは、元々人見知りだった自分にとってコミュニケーション力を高めるいい成長の場となりました。


-第一志望の就職先で無かったとしても、自分の成長にうまく活かしているんですね。


ありがとうございます。その後やはり映像の仕事がしたいと思い、某公共放送局の番組制作・編集を手掛ける会社に入りました。そこで番組のチェックや過去の放送のデジタル化作業などを担当していました。沢山の公共放送番組を見ることで、一般教養が身に着いたことも現在非常に役立っています。


-職種は異なっても過去の経験を積極的に今に活かしているんですね。


えぇ、自分がコンテンツを考える時の発想法として、昔から存在している要素の新たな組み合わせを考え、新規のパターンを作り出すという手法をよく使っています。発想の元となる要素を吸収するという点で、これらの経験は本当に貴重でした。


-その後ウェイブへ入社したのですか。


はい。一時期家業を支えるため地元の奈良に帰っていたのですが、家業が一区切りつき、改めて東京で好きなことにチャレンジしようと思いました。転職活動の中で、コミックの原案を編集者が考えるというウェイブのスタイルを知り、魅力を覚えました。元々映画・映像が好きですが、突き詰めれば自分は「物語り」が作りたいんだなと思ったのと、コマという概念に基づいて考えれば映画も漫画も似ていると考え、ここでコミック編集者としてチャレンジするのは面白そうだと思い入社を決めました。



メディアミックスで、作家さんと一緒に創った作品がどんどん世に広まっていくのは純粋にうれしい


-ウェイブで編集者として働く中で、印象的だった仕事はありますか。


最近自分の担当した作品がアニメ化や実写TVドラマ化されており、試行錯誤しながらメディアミックスに挑戦するのが面白かったです。


-どんな試行錯誤をしていたのですか。


例えばTVドラマは、少女漫画を5分枠で映像化しました。5分なのでストーリーそのものを丁寧に展開することはできません。5分でどれだけ魅力を伝えるか、短い時間ながらひとつひとつの話でどれだけ楽しんでもらえるか考えるのは新鮮な挑戦でした。


監督さんと色々考えた結果、回によってに表現手法そのものを変えるというやり方を採用しました。ミュージカル調の回や会話劇メインの回、手書きアニメを使用する回など監督さんがいろんな演出を考えてくれたので、多様な表現を活かして面白い作品が作れるよう取り組んでいきました。


-今後挑戦していきたいことはありますか


ウェイブでは自社コミックのアニメ化、TVドラマ化、ドラマCD化など様々な表現媒体にチャレンジしているので、自分としては次は映画化が目指せたら最高ですね。 自分が映画好きというのは差し引いても、映画という表現手段は社会的な影響力が強いと思うので、そこは挑戦していきたいですね。


-やはりメディアミックスというのはやりがいが大きいんですね。


メディアミックスで作品の認知度が上がり、作家さんと一緒に創った作品がどんどん世に広まっていくのは純粋にうれしいですね。後はメディアミックスによって、作家さんが喜んでくれたり、モチベーション上げて頑張ってくれるというのも編集者冥利に尽きます。私が手がけたアニメとTVドラマは、両方とも当社でデビューしてくれた作家さんの作品で、しかもデビュー作だったので喜びもひとしおですね。今後も作家さんと一緒に夢を見ていきたいです。



1日のスケジュール例

9:25出社
9:30始業・メールチェック
10:00新着作品&ランキングチェック
11:00提出物チェック(プロット・ネーム・原稿)
13:00昼休み(会社に卓球台があるのでプレイ)
14:00作家さんと打ち合わせ(電話・対面)
15:00原案ミーティング
16:00チェック戻し(プロット・ネーム・原稿)
18:00メールにて作家スカウト
19:00退社